彼氏とのエッチが長く続き、最後には二人とも疲れてしまった。
そんな夜が重なると、「私のやり方がよくないのかな」「彼氏は本当は気持ちよくないのかも」と不安になってしまうのも無理はありません。
疲労や緊張、プレッシャー、飲酒、服用している薬など、さまざまな要因が重なっている可能性があります。
この記事では、彼氏がなかなかいかないときに考えられる理由と、女性が自分を責めずに試せる工夫を紹介します。
彼氏がいくのが遅くても、あなたのせいとは限らない

最初に知っておきたいのは、彼氏がいくまでに時間がかかったからといって、すぐに「私が下手だから」と結論づける必要はないということです。
仕事で疲れている、寝不足が続いている、うまくいかなければどうしようと緊張しているなど、その日の心身の状態にも影響されます。
一度だけ時間がかかったのであれば、体調や気分が一時的に影響した可能性もあります。反対に、以前は問題なかったのに毎回難しくなった場合や、本人も困っている場合は、薬や体の状態を含めて原因を確認した方がよいこともあります。
遅漏や射精の遅れは、ストレスや不安といった心理的な理由だけでなく、病気、手術、薬、飲酒などが関係する場合があります。複数の要因が重なっているケースも珍しくありません。
女性側にも工夫できる部分はありますが、一人だけで解決しなければならない問題ではありません。
「何分以上なら遅い」と時間だけで決めなくてもよい

「彼氏がいくまで30分かかるのは遅い?」
「何分を超えたら遅漏なの?」
国内の医療機関では、射精まで25~30分以上かかる状態を遅漏の目安として説明している例があります。一方で、国際的には診断につながる明確な時間が一律に決まっているわけではなく、状態が続いているか、本人やパートナーが苦痛を感じているかも重視されます。
そのため、30分かかったという事実だけで、彼氏に問題があるとは断定できません。
大切なのは、次のような状態になっていないかです。
- 毎回かなりの時間がかかり、二人とも疲れてしまう
- 彼氏本人はいきたいのに、なかなかいけない
- 途中で痛みや体力の限界を感じる
- 「今回もいけないかも」と二人とも緊張している
- エッチそのものを避けるようになってきた
- 妊娠を希望しているものの、腟内で射精できない
時間の長さよりも、二人にとって負担や悩みになっているかを確認することが大切です。
彼氏がいくのが遅いときに考えられる理由

その日だけ起きる理由もあれば、刺激の好みや習慣、薬などが関係している場合もあります。まずは最近の状況を思い返してみましょう。
仕事の疲れや睡眠不足が残っている
前回までは特に問題がなかったのに、その日だけ時間がかかったのであれば、仕事の疲れや寝不足が影響している可能性があります。
彼氏自身は「今日は大丈夫」と思っていても、体が思うように反応しないことはあります。
特に、帰宅が遅かった日やお酒を飲んだ日は、いつもより反応が鈍くなる場合があります。過度の飲酒は、射精の遅れに関係する要因の一つとして挙げられています。
その日だけであれば、テクニックを変えようと焦るよりも、「今日は疲れているのかもしれないね」と受け止める方が自然です。
「いかなければ」というプレッシャーが強くなっている
一度いけなかった経験があると、次のエッチで彼氏が「今度こそいかなければ」と意識してしまうことがあります。
女性側も「今日は絶対にいかせたい」と力が入るため、二人の間に緊張した空気が生まれてしまいます。
すると、彼氏が少し反応しただけで、
「もうすぐ?」
「まだいかないの?」
と確認したくなるかもしれません。
悪気のない言葉でも、彼氏には「早く結果を出さなければ」というプレッシャーになる場合があります。
射精の遅れには、性行為への不安、関係上のストレス、コミュニケーションの問題などが関係することもあります。
いくことだけを目標にせず、二人が心地よく過ごせたかを大切にすることで、緊張がやわらぐ可能性があります。
一人のときに慣れている刺激との差がある
彼氏が一人のときには問題なくいけるのに、二人のときだけ時間がかかる場合は、普段慣れている刺激との差が関係していることがあります。
たとえば、一人のときに強い力や特定の姿勢で刺激する習慣があると、パートナーとのエッチでは同じ感覚を得にくくなる場合があります。
東邦大学医療センター大森病院でも、自慰では射精できるものの腟内では難しい「腟内射精障害」の背景として、強く握る、床にこすりつける、特定の姿勢で行うといった習慣を挙げています。
これは女性の魅力が足りないという話ではありません。
彼氏自身も、何が違うのか分からず困っている可能性があります。責めるのではなく、普段どのような刺激に慣れているのかを二人で確認することが第一歩です。
刺激の強さやリズムが彼氏の好みと合っていない
女性のテクニックだけが原因ではありませんが、触れ方、動き方、強さやリズムが彼氏の好みと合っていない場合はあります。
男性によって心地よいと感じる速さや強さは異なります。
「強くすれば気持ちいいはず」「速く動けばいきやすいはず」と思い込むと、かえって感覚が合わなくなることもあるでしょう。
大切なのは、誰にでも通用する方法を探すことではありません。彼氏の呼吸、体の力の入り方、声や表情などを見ながら、二人に合う方法を見つけることです。
薬や体の状態が関係している
抗うつ薬の一部、血圧の薬、抗精神病薬などは、射精の遅れに関係することがあります。
糖尿病、神経の病気、ホルモンの問題、前立腺や膀胱の手術歴など、体の状態が影響しているケースもあります。
以前は問題なかったのに、薬を飲み始めてから変化した場合は、薬の影響も考えられます。
ただし、自己判断で服用を中止したり、量を減らしたりするのは避けた方が安心です。薬の変更や減量は、医師が原因や体調を確認したうえで判断するものです。
最初に二人で確認しておきたいこと

彼氏がいくのが遅いと感じたら、いきなり方法を大きく変えるよりも、どのようなときに起きているのかを整理してみましょう。
確認したいのは、主に次の点です。
- 毎回なのか、疲れている日だけなのか
- 以前からなのか、最近になって始まったのか
- 一人のときにはいけるのか
- 特定の方法や姿勢ならいけるのか
- お酒を飲んだ日だけ起こりやすいのか
- 最近飲み始めた薬がないか
- 彼氏本人も悩んでいるのか
聞くときは、エッチが終わった直後よりも、二人が落ち着いている時間の方が話しやすくなります。
「どうしていけないの?」と原因を追及すると、彼氏は責められているように感じるかもしれません。
代わりに、次のように伝えてみるとよいでしょう。
「この前、少し疲れているように見えたけど大丈夫だった?」
「私も無理なく楽しみたいから、好きな触り方を教えてもらえたらうれしいな」
「何か変えてみたいことはある?」
二人の問題として話すことで、彼氏も本音を伝えやすくなります。
女性が無理なく試せる工夫

彼氏がいくのが遅いと、「もっと激しくしなければ」「私が頑張らなければ」と考えてしまいがちです。
しかし、無理に刺激を強くするよりも、彼氏の反応を確認しながら少しずつ調整する方が、二人に合う方法を見つけやすくなります。
二択で好みを聞いてみる
「どうしたら気持ちいい?」と聞かれても、彼氏自身がうまく説明できないことがあります。
そのような場合は、
「さっきと今なら、どちらが好き?」
「もう少しゆっくりと、このままならどっちがいい?」
と二択で聞く方法があります。
答えやすい聞き方にすると、会話が重くなりにくく、彼氏の好みも少しずつ分かってきます。
一度に一つだけ変える
速さ、強さ、姿勢などを一度に変えてしまうと、何が合っていたのか分からなくなります。
最初は速さだけ、次は強さだけというように、一つずつ試してみましょう。
彼氏の呼吸が深くなった、体の力が抜けた、自然に動きを合わせてきたなどの変化があれば、心地よく感じている可能性があります。
反応が薄くなったときは、さらに強くするのではなく、元の動きに戻してみることも大切です。
彼氏に手を添えてもらう
言葉で説明するのが難しい場合は、彼氏に手を重ねてもらい、心地よい速さや強さを示してもらう方法もあります。
教えてもらうことは、女性が下手だという意味ではありません。
二人の好みを知るための共同作業と考えると、恥ずかしさも少しやわらぎます。
いくことだけをゴールにしない
彼氏がなかなかいかないと、途中から「いかせるための時間」になってしまうことがあります。
しかし、二人とも疲れているのに無理に続ける必要はありません。
女性側に痛みや負担がある場合は、「少し疲れたから休もう」と伝えて大丈夫です。彼氏も、終わらせられないことに申し訳なさを感じている可能性があります。
その日は最後までいかなくても、二人が触れ合いを楽しめたのであれば、失敗ではありません。
一度休んだり、別の触れ合い方に変えたりすることで、プレッシャーが軽くなる場合もあります。
強い刺激にすれば解決するとは限らない

彼氏がなかなかいかないと、「刺激が弱いからだ」と考え、急に強さや速さを上げてしまうことがあります。
しかし、彼氏の好みに合っていなければ、強い刺激が心地よいとは限りません。
また、女性側が痛みや疲れを我慢しながら続けると、次のエッチが憂うつになってしまいます。
次のような行動は避けた方が安心です。
- 彼氏の反応を確認せず、刺激だけを強くする
- 「普通はもっと早くいくよ」と比較する
- 元彼や友人の話を持ち出す
- いけないことを責める
- 女性側が痛みや疲れを我慢する
- 薬を勝手にやめるようすすめる
- AVで見た方法をそのまま試す
テクニックは、相手を無理にいかせるためのものではありません。
彼氏の反応を理解し、二人が心地よく過ごせる選択肢を増やすために身につけるものです。
よくある悩みをもとにしたケース

ここでは、同じ悩みを持つ女性をイメージした仮の事例を紹介します。
交際して半年になる女性は、彼氏がいくまでに毎回長い時間がかかることを気にしていました。
「私が受け身だからいけないのかも」と考え、ネットで見つけた方法を次々に試しましたが、彼氏の反応はあまり変わりませんでした。
女性は次第に、「今日もいかなかったらどうしよう」とエッチの前から緊張するようになります。
ある日、二人で落ち着いて話したところ、彼氏は一人のときに強い刺激に慣れており、二人のときも同じ感覚を求めていたことが分かりました。
そこで、女性だけが頑張るのではなく、彼氏にも好みを伝えてもらい、一度に一つずつ動きを変えることにしました。
すぐに毎回いけるようになったわけではありません。
それでも、「私が下手だから」と一人で抱え込むことが減り、二人で相談しながら過ごせるようになったことで、女性の不安は少しずつ軽くなりました。
このように、テクニックを増やすことだけでなく、彼氏がどのような刺激に慣れているのかを知ることも大切です。
基本から方法を知るという選択肢もある

ここまで紹介した方法は、特別な道具がなくても試せます。
一方で、インターネットで方法を調べていると、情報が断片的で、「結局、何から始めればいいの?」と迷うこともあります。
彼氏の反応の見方や、触れ方、動き方をもう少し具体的に知りたい場合は、女性向けにまとめられた教材を確認するのも一つの選択肢です。
鷹宮りょうの「彼を虜にして離さないセックステクニック大全集」についても、自己流では何を試せばよいか分からない女性は、自分の悩みに合う内容が含まれているか確認してみてもよいでしょう。
ただし、彼氏がいくのが遅い原因が薬や病気にある場合、テクニックだけで解決できるものではありません。
購入を急ぐ必要はないため、内容や価格、利用方法などを確認し、必要だと感じた場合に判断することが大切です。
医療機関への相談を考えたい目安
彼氏がいくのが遅くても、たまに起きる程度で二人とも困っていなければ、すぐに病気を疑う必要はありません。
ただし、次のような場合は、彼氏本人から泌尿器科などへ相談することを考えてもよいでしょう。
- 以前は問題なかったのに、急にいけなくなった
- 毎回かなりの時間がかかり、本人も悩んでいる
- 一人のときにもいけない
- 勃起しにくい、痛みがあるなど別の症状も出ている
- 薬を飲み始めてから変化した
- 妊娠を希望しているものの、腟内で射精できない
- 射精できない状態が原因でエッチを避けている
射精の問題が続いている場合や、本人・パートナーにとって負担になっている場合は、医療機関への相談がすすめられています。診察では、症状が始まった時期、服用している薬、飲酒、病気の有無などを確認し、必要に応じて検査を行います。
女性から受診をすすめるときは、
「あなたに問題があるから病院へ行って」
ではなく、
「二人だけで悩むより、一度原因を確認した方が安心できるかもしれないね」
と伝えると、責める印象になりにくいでしょう。
よくある質問

彼氏がいくのが遅いのは、私のテクニック不足ですか?
女性のテクニックだけが原因とは限りません。
疲労、緊張、プレッシャー、飲酒、薬、体の状態など、さまざまな理由が考えられます。一方で、彼氏の好みを知り、触れ方や動き方を調整することで変化が期待できる部分もあります。
自分だけを責めず、二人で状況を確認することが大切です。
何分以上かかると遅漏ですか?
国内では25~30分以上を一つの目安として説明する医療機関がありますが、一律の時間だけで判断することはできません。
毎回長時間かかる、本人がいきたいのにいけない、二人が疲労や苦痛を感じているなど、継続性や負担も重要です。
彼氏に好みを聞くのが恥ずかしいです
いきなり「どうしてほしい?」と聞く必要はありません。
「さっきと今ならどちらが好き?」など、二択にすると答えてもらいやすくなります。
言葉にしにくい場合は、彼氏に手を添えてもらい、心地よい速さや強さを教えてもらう方法もあります。
彼氏がいけないときは、最後まで続けるべきですか?
二人のどちらかが疲れている、痛みがある、気持ちがつらくなっている場合は、無理に続ける必要はありません。
途中で休んだり、別の触れ合い方に変えたりしても大丈夫です。いくことだけを成功の基準にしない方が、次回のプレッシャーも軽くなります。
女性が方法を学べば改善しますか?
相手に合った触れ方や反応の見方を知ることで、改善しやすくなる部分はあります。
ただし、薬や病気、強いストレスなどが原因の場合、テクニックだけでは解決できません。会話、知識、必要に応じた医療相談を組み合わせて考えることが大切です。
まとめ:彼氏がいくのが遅いのは私のせい?
彼氏がいくのが遅いからといって、すぐに「私が下手だから」と考える必要はありません。
疲労や緊張、プレッシャー、飲酒、普段の刺激への慣れ、薬や体の状態など、さまざまな理由が考えられます。
女性側でできることは、無理に刺激を強くすることではありません。
まずは「さっきと今ならどちらが好き?」と答えやすい形で好みを聞き、一度に一つだけ動きや強さを変えてみましょう。
彼氏の好みや反応を知ることで、女性が変えられる部分もあります。
それでも状態が続く場合や、彼氏本人も悩んでいる場合は、二人だけで抱え込まず、泌尿器科などへ相談することも選択肢の一つです。
いくことだけをゴールにせず、二人が無理なく楽しめる方法を少しずつ見つけていきましょう。